音域を広げる方法
最近、何かと声の高いアーティストが大流行している。
official髭男dismやMrs.GREEN APPLE等が顕著だろう。
地声がやや低めの一般男性からすると、
ギリギリ出ないだろう。
そこで、今回は高音域の声を出すために必要なことや
低音域の音を出すために必要なことを
端的にわかりやすく述べていく。
参考までに、
筆者の音域は曲で例えるなら、以下になる。
最低音(wino 太陽は夜も輝く Aメロ)
www.youtube.com
最高音(真行寺恵里 IN MY DREAMラスサビ)
www.nicovideo.jp
最高音の方は3年前は裏声でしか歌えなかった・・・
高音を出せるようになるメリット
高音域の裏声やミックスボイスが使いこなせると
メリットは主に2つ。
・女性向けの歌が歌える
・地声と裏声の区別がつきづらくなる
つまり、
曲のレパートリーが増え、
綺麗に低音と高音の繋ぎが出来るようになるのだ。
高音域は誰でも出せる
高音は音の質に拘らなければ、だれでも出せるのだ。
裏声が出せさえすれば、高い音自体は出せる。
裏声の出し方は至極簡単
喉仏の位置を上に上げて声を出せば出る。(引っ張ってあげる感じ)
子猫の鳴き声を真似るような感じで、ミャ~音を出しながら、
あいうえおの子音を出してみるとよい。
地声より、圧倒的に高めの音が出せたはずだ。
それが裏声だ(声の高さ次第では、ミックスボイスでも出し得る)
地声から裏声に繋ぐためのミックスボイス
ミックスボイスとは、地声と裏声が混ざった声だ。
主に使うときは『裏声で出す程ではないけど高い音』が対象だ。
男性の曲は、特別な理由がない限り、裏声を使わないことが多い。
(悲しい感情を演出したかったり、インパクト与える箇所を作りたい、地声とミックスではカバー出来ない等)
出し方は、裏声を出すときの口の感覚を維持しつつ、
お腹から声を出すようなイメージだ。
喉仏の位置は少し上げて、声は鼻で響かせる。
力の入れる場所は、首筋より下の肋骨あたり。
始めは裏声を出してみて、地声を混ぜるようにするとよい。
ミックスボイスの習得は、裏声を出すのと比べ、やや難しい。
根気よく、裏声と地声を混ぜようとしていると、
「混ざった!!」と思うときが来るため、
それまでは反復練習あるのみだ。
髭男とMrsは『MIXと裏声』が高い
主に高音域は裏声とミドルボイスで構成される。
裏声は空気を含むファルセットや空気の抜け感を含まないヘッドボイスがある。
ファルセットのイメージは髭男の『Laughter』で、ヘッドボイスのイメージはオペラ。
オペラは以下の動画を見るとよい。ヘッドボイスの全てが詰まっている。
(かもしれない、筆者も笛やヤカンみたいな音のホイッスルに憧れている)
www.youtube.com
低音域は、男性でも出すのが難しい
低音域の音で最低音がlowまで行くと、
地鳴りのような声が出る。
出し方は、空気を多く含ませ、ゴゴゴという音が出るように喉を緩める。
喉の上あたりを詰まらせる感じで、音を出す。
始めに、うなる感じの「ん”ん”」と濁る空気の含んだ音を出すところから、
(なんか喉の奥突っかかるなぁ~みたいな感じの音になる)
前準備が完成したら、喉を横に目いっぱい開けて、
「ん"ん"」の音を出しつつ、母音や子音をみると、
「あ~(ドドド)」「か~(ドドド)」みたいな音が出せるはずだ。
(意味不明に思うかもしれないが、事実なのだ)
音域を広げる練習方法は単純明快
低音を強化するときは、歌声が低い男性歌手の歌を歌い、
高音を強化するときは、歌声が高い女性歌手の歌を歌うとよい。
例を挙げるなら、低音ならMrsの『インフェルノ』やGACKTの『last song』等、
高音なら 真行寺の『INMYDREAM』やsupercellの『君の知らない物語』が練習にお勧めだ。
インフェルノに関しては、サビがそれなりに高いため、
低音も高音も強化するのにうってつけだ。
声量は腹筋と肺活量で決まるため、
もっと歌が上手くなりたい方は筋力トレーニングもお勧めだ。
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