視力0.01の人が見てる世界の絵
前回はブルーライトカットメガネについて話したが、
今回は視力が0.01前後の見ている世界について話していく。
(筆者も0.01以下、一番上のランドルト環Cは見えない)
実際どれぐらい目が悪い人がいるのか、
目が悪くなるメカニズム、
目が悪い人がどんな景色を見てるのかを記事にしていく。
7割以上の人が眼鏡やコンタクトをしている
調査会社のマクロミルが男女1000人を対象に、眼鏡やコンタクトを使ったことがある人はどれ位いるのか調査。
視力矯正を目的とした割合が7割以上となった。
この他、おしゃれや紫外線対策でメガネをかける人も見られた。
そして、大多数が眼鏡を使い始める時期は、運転免許証が必要になる20代からという結果に。
(詳しい調査結果は以下のページ)
7割以上の人が、メガネやコンタクトを使っている - シニアガイド
ピントが合う原理
通常人間の目は、水晶体を通して、光の調節をし、網膜で情報を受け取る。
ピントが合わなくなる理由は2つ、
網膜のゆがみが出来、焦点が合わなくなる(遠視・近視)
水晶体で光の調整が出来なくなり、焦点が合わなくなる(老眼)
近眼の人は老眼にならないという噂がある。
これは間違いで、正しくは
老眼になる可能性が低く、老眼になる年齢も遅い。
次の項目で詳しく話していく。
老眼になったら、近視は治る?
近視と老眼のメカニズムは異なるため、
老眼になったからといって、近視が治るわけではない。
老眼は毛様体筋の低下により、水晶体の厚みが変えられず、光の調整が出来なくなるのに対し、
近眼は網膜の歪みにより、焦点位置がずれる。
老眼になっても、網膜の歪みは取れないのだ。
つまり、近視と老眼の2つを持つことになるのだ。
悲しきかな、悲しきかな。
視力0.01の見てる世界
視力0.01前後の画家が、自分の見ている世界を絵にした作品がある。
それが以下の絵だ↓
流石にやりすぎ!!
と言いたいが、あまり変わらないのだ・・・
恐ろしいものである。
眼鏡をかけてないと、物の輪郭は はっきりと見えるわけもなく、
15cm先の本の文字は読めず、
15cm先の人の顔は、目と鼻と口がある程度しか見えないのだ。
もはや、色しか見えてないといっても過言ではない。
眼鏡の度数を表す言葉ディオプトリ
ディオプトリはレンズの屈折力を表す指標なのだ。
焦点までの距離を逆数で表したもので、
(焦点距離1mが基準)
焦点距離が0.5m(50cm)の場合、1/0.5=2ディオプトリとなる。
焦点距離が短くなればなるほど、
ディオプトリは上昇する。
一般的に度がきついと言われるのは、ディオプトリの値で、
コンタクトにー2、-7と書かれたものはディオプトリを示しているのだ。
筆者の場合、-8なのだが、(8=1/?のため、何cmで焦点が合うかは、?=1/8)
焦点距離0.125となり、12.5cmということ。
15cm先の本がほぼ見えないことが証明された・・・
合わせて読みたい記事↓
rusia.hatenablog.jp
rusia.hatenablog.jp